JETにーさん逝去

…やっと言葉になりそうかな、うん。

http://www.shoesmusic.com/voice3/voice3.cgi
(記事とずれてるかも。)


基本ドラムマニアで、あとリトプリか。お気に入りの曲も、スキルUpにお世話になった曲も多かったです。

だけど何より印象に残っているのは、桜井氏曰くの「個人的な活動で歌っていた歌」の方。これを1回だけ聴いたことがあります。
桜井氏のライブのゲストで来ていたJETにーさんが1曲だけ歌ってくれて。
たしか母親に虐待されているんだけどなんとか前を向こうとする子供の歌。・・・で、よかったはずなんだけど、えーとえーと…自信ない。

私、母親と折り合い悪いんですよ。小学生の頃から家事全部押し付けられて、友人の親に平気でいちゃもんつけて仲ぶち壊してくれて、高専への進学も一人暮らしも結婚もずっと反対されて、なのにいい母親のつもりみたいに擦り寄ってきて…ってまぁここでグチってもしょうがないんだけど、そんな背景があった上JETさんの普段の曲について予備知識もなかったもんだから、こう「母親に虐待される」のところで既にインパクトが強すぎてストップがかかっちゃったみたいで、変な恐怖感だけが残っちゃって。ちょうどその前がGlancerコンビの曲だったんでゆり戻しが…ってこれもとりあえず置いておいて。
結果、ライブ終了後、JETさんの姿見るなり突進して行った相方に付いていくことなく…逃げました。はい。

その後、桜井さんの曲は恋愛歌多かったねぇとか、ピアノと声だけで魅せてくれるGlancerの二人はすごいねぇとか、藤原君(当日のベース担当)がたーくん(S.S.T.のターボ君)並みだったねぇとか話している中でJETさんの話になったとき、相方が「神戸に単独ライブ見に行きたいねぇ」というのにそのときには恐怖心はなくなってて自然に「うん」と返してました。
…なんというのか、今考えると、染み入ってくるのに時間がかかる歌だったのかなぁと。ただ、「怖い」「暗い」のインパクトが大きい分、思い返すきっかけがないと最初の印象だけで終わってしまったりするのかなと。

そう思うと、自分の理由で逃げたのが情けなくて腹立たしくって。

だから、いつかリベンジしたかった。ちゃんと腹くくって、最後まで聴きたかった。関西方面行くときは意地でもライブに用事を合わせてやるって思っていたのに、結局行けない、いや行かないまま…。

…こういうのはどう折り合いつければいいんだろう。
わたしゃ基本的に「今と先を見る」主義にしてる。
だから、過去たるS.S.T.のことはなるべく語らず復活の希望もしないで、今活動中のH.を応援する。
過去気に入ってたキノコさんが今バンド活動やってると聞けばそれも聴きに行く。
いまだ確信もてないけど佐々木さんの「今」が動いたかもと思ったから、ガラにもなく嵐のCD買ってみた。
過去気に入ってたが、いろいろゴタゴタしたのがきっかけとはいえ今がグダグダになった某人物を見限りもした。
でも、JETにーさんは見限りもしてない、まだもっと聴きたい、でも「今も先も」ない。
さらに言うと、過去「事故が原因で」見送った人がいないんだわ。
大往生なら最終的には笑って見送れた。
病気なら闘病中に覚悟ができた。
自殺なら、本人の意思だったと無理矢理納得した。
まだ先があると思っていたところに、こうも突然に、しかも既に8ヶ月も経ってたなんて言われても…。

…てめーなんぞが語るのはおこがましいとは分かってる。行かなかった自分が悪いとも。でもすげー悔しい。
とりあえずご冥福は祈るけど忘れてなんかやんない。ドラムの曲もリトプリも、記憶はかすかになりつつあるけど、あのとき聴いた曲も。

…って何書いてんだ、やっぱ支離滅裂じゃないか…



…そうだ、もうひとつ。今回の桜井氏の記載で一つだけほっとしたことが。
JETにーさんは彼女さんの話ができるくらいには、御堂母様との折り合いは悪くなかったんだなぁって。
なにせ聴いたのがあの曲だったんで、過去何があったんだと思ってたんだ。
だからというわけでもないし、何の足しにもならないでしょうが、せめて御堂母様に心よりの感謝を。
JETにーさんの曲に逢えて、おいら達楽しかったです。